「この悪役、小物すぎるだろ!!」
そう思いながらゲームをクリアした俺は、なぜかその小物悪役・コア・クトーマに転生してしまった。
俺はこの世界の未来を知っている。
主人公たちが大切な人を失い、世界が破滅へと向かっていくかもしれない結末を。
ならば、俺が変えるしかない。
未来を。物語の流れを。そして、あの時救えなかった仲間たちの運命を――
これは、たった一人の「脇役」が、全力で“悪役”を演じながら、
本来の歴史を書き換えていく物語。
声を失っても、居場所がなくなっても、守りたいものがある。
「俺が悪役をやってやるよ。世界が救われるなら、それでいい。」
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