読んでくれている人たちに先に断っておこう。
これからが話すのはクズな男、俺、谷義弘(たに よしひろ)の物語だ。
クズ男が主人公の物語と言えば、大抵結末はハッピーエンドの成長物語が中心だが、これは違う。
なぜなら、現在進行形でクズ男の俺が過去を振り返るだけなのだから。
簡単に言うなら、俺がどのようにクズ男になるのかを語るだけだ。
そんなクズ男の日記的な物語。
ここまでの俺のあらすじに興味を持てなかった読者よ。
いますぐ戻るんだ。俺でさえ、なぜこんな話をしようと思ったのか分からないのだから。
・・・残った稀有な人々よ。
軽蔑な目で底辺の人間の物語を楽しんでくれ。