動物オタであり、中卒根暗引きこもりニートでもある金田銀一郎は、月に一度の外出日に美しい女性『美冬』と出会う。場所は品川駅前の大型ペットショップ。
銀一郎には、小学生の頃気付いた病気があった。その病気とは、「驚いた直後に見た人物の言葉が、限られた時間だけ、モノマネとなり自分の口から出てしまい、同時に相手の心の言葉が頭に流れ込んでくる」と言うもの。
その病気が原因で、今の状況になってしまった銀一郎だが、今回はそれが元で美冬と親しくなれた。その出会いにより、銀一郎はある事件の依頼を受ける事になる。パートナーは美冬ではなく、その妹『すみれ』であった。
果たして、彼らは犯人に辿り着けるのだろうか。
年の差 青春 探偵小説 ラブコメ
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