2043年、VRMMOが普及したこの日本では、様々なジャンルのゲームが販売されている。現在でも約50種類ゲームが確認されている。しかし、普及はされているが、それをやるためのヘッドギアが高いため、子供のVRMMO人口が少ないのは間違いない。圧倒的に富裕層の人が多い。
そんな中、そのゲームするためのヘッドギアが安くなって販売するとニュースがあった。通常のヘッドギア「ゲート」は10万円程だが、今回発売するヘッドギア「ドゥーム」は3万円で買えるのだ。サイクロプスサングラスに似た形で、メガネを掛けるように装着する。メガネしたままで、装着できるようになっているようだ。
しかし、販売の個数は5万個しか用意はされてないため、抽選となってしまうが、新作のゲームをセットにして販売が決定している。
そのゲームがVRMMOの歴史を変えてしまう出来事になるとは、まだ誰も知らない。
父と母と妹と四人暮らしの俺、有村光八は東松中学の2年生だ。勉強は得意だが、運動はそんなに好きじゃない。何故なら、ぼっちだからだ。ぼっちは人と組むのもままならない、あと人と関わるのあんまり好きじゃない。だから、学校の日以外は外に出ず、部屋にこもって本読むかゲームしていることが多い。そんなある日ドゥームのことを知った光八はすぐに応募した。
しかし応募したが、当たらず。しかも妹の宮子は当たり、宮子からもらい受けるはめに。そんな光八が入ったディスティニーワールドオンライン世界で、事件に巻き込まれる。
作品情報
VRゲーム[SF]
R15残酷な描写あり
最終更新日:2020年03月12日
冒険 VRMMO 魔法 ゲーム ダンジョン 男主人公
読了時間:約19分(9,488文字)