子供の頃住んでいた町に、夏休みの直前に転校してきた少年、柏木。彼が来てから妙なことが度々起こるようになった。一方、その町には決して中に入ってはいけないと言われ、誰一人近付こうとしない「穢れ家」と呼ばれる廃屋があった。夏祭りの日、僕は友人二人と「穢れ家」に肝試しに行くことになったのだが、その日、僕を迎えにやってきたのは……。
昔懐かしい少女漫画に載っていたホラー漫画を意識して書きました。そんなイメージで読んでいただけたらと。
怪談 夏のホラー2018 現代 小学生 廃屋
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