ある時、理不尽な神は言った。「君には今から元いた世界とは別の世界に転生してもらう。……あ、異論は認めないからよろしく」
どこか適当な感じで告げられたその言葉に、少女は混乱した。その後いくつか質問をしてみるも、結果は惨敗。のらりくらりと躱されてしまう。
そして少女が転生させられる直前に、神はさらなる爆弾を放り込んだ。「今から君が行く世界では君、肉体無くして幽霊になってるから。そこんところヨロシク!」
あまりにも理不尽な展開に少女は怒りを覚えたが、怒っていても現状は変わらない。少女は幽霊となってしまった体を武器に、廃屋を利用して自己流お化け屋敷を始めるのであった。「お化け屋敷を始めた理由? だって恐怖がおいしいんだもん!」
不定期更新なのでそこんところヨロシク!