アレス・ガルガンチュア。前世はデーモン(魔剣士族)を束ねる破壊皇帝ゾーア・ガルガンチュア。名前は怖いが顔は怖くない。
主人公の魔剣士でも見た目が怖い訳ではなく一般の人間と変わりはない。しかし、魔剣士は生まれつき自分の魔剣を所持しており、契約を結んだり、破棄することで違う魔剣と主従の契約ができる。強い魔剣はそれ相応の剣の力量が無いと契約はできない。
スピリット(精霊族)は普段は人間の身体をしているが何時でもあらゆる物体になることが出来る。しかし、それは種類だけであって特定の個人になりすまし等はできない。魔剣士、魔法士と契約を結ぶことで主人に新たな力を貸すことが出来る。
マジシャン(魔法士族)は生まれつき一定の魔力と魔力強度をもち、魔法が使える。武器防具に魔法をかけたり、便利な移動魔法も使うことが出来る。魔剣士は精霊を1人しか契約できないが、マジシャンは2人まで契約することが出来る。
ヒューマン(人間族)は特別な力は持たないものの、魔法士と比べると少量の強化魔法が使える。また団結を得意とし、強化魔法には何人もの力を1人に集める魔法もある。精霊とは契約できない。
この話はそんな世界に生きるある少年の物語である……
異類婚姻譚 異能力バトル ヒーロー 冒険
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