「いやだからね、わたしは悪魔で、夕貴はわたしのご主人様なのよ」
四月の朝、平凡な大学生である萩原夕貴は、ベッドの上で自らを悪魔だと自称する謎の女と出逢った。
自由奔放な彼女に振り回されるかたちで始まった同居生活は、煩悩や苦労と同じ数だけ夕貴に笑顔をもたらすことになる。
だが慌ただしくも幸せな日常の裏には、血と暴力に彩られた非日常があった。
古来より日本の頂点に君臨する十二の家系。
裏社会で暗躍する九の一門と、遥かな昔、全てを仕組んだ始まりの家。
強大な異能を操るソロモンの《悪魔》
全てが終わり、全てが始まった十九年前。
自分が生まれた意味や理由と向き合いながら、やがて夕貴は世界の命運を賭す戦いに巻き込まれていく。
そして己の真実を知ったとき、彼は一つの決断を迫られる。
※一章はミステリー、ホラー、サスペンスの要素が強め。
※異能バトルは二章以降がメイン。
※全十章で完結。
作品情報
ローファンタジー[ファンタジー]
R15残酷な描写あり
最終更新日:2020年05月08日
身分差 伝奇 ミステリー 異能力バトル ラブコメ 銀髪ヒロイン 悪魔 ソロモン72柱 恋愛 陰陽師 シリアス ボーイミーツガール 未来予知 現代ファンタジー トゥルーエンド
読了時間:約564分(281,613文字)