ある日、田中君は自殺した。 しかし生きていた。 自殺をはかった前日に戻っていた。 何度も二日間を繰り返す田中君。 どうしてなのか。 どうしたらこのループから抜け出せるのか。 田中君は『その日』を超えるために奔走していく――。

気が付くと、僕には記憶がなかった。 しかしワンルームの部屋に少女と二人きりという異様な状況。 僕は少女を監禁していたらしい。 とりあえず僕自身を守るためにはこのまま少女を監禁し続けるしかない。

私の寿命は残り一分だった。

あたしは昨日、同じクラスの田中君に告白された。 しかし同じ日に親友のあゆも彼に告白されていた。 この気持ち、どうしてくれようか。

あたしは昨日、男子に告白された。 それからずっと落ち着かない。 むずむずする。そわそわする。 なんなのかな、この浮き足立つ気持ちは。 別に好きでもないのに。

仕事の帰り道、私は誰かにつけられているようだった……。何者なのかという妄想が加速する――。

クリスマスの朝、目が覚めると――

毎年クリスマスになると憂鬱になる僕

僕は親友に突然呼び出され「人を殺した」と告げられた。 その言葉は嘘か真か。そして僕に告げた理由とは。

私が遅刻しそうなのはどう考えても雪とお前らが悪い……けどまあいっか