「私が彼を殺した。」 淡々と行われた殺人の真意は何だったのか。

えっちゃんは何でもできる、何にでもなれる、賢くて強い女の子。 「私」は、さして才能もない、魅力もない、ごくごく普通の女の子。 これは、大好きなえっちゃんが「私」にくれた物語。 この小説は、「50音ショートショート」http://shortshortshort.hatenablog.com/にも掲載しています。

人と深く関わり合うことの煩わしさや、いつか消えてしまう「愛」に対する恐怖。 何も他人に与えれやしないのに、自分のエゴにより人を傷つけてきた「私」の人生。 そんな日々の「終わり」が、何の変哲もない寒い朝にやってきた。 「私」が傷つけてきた人たちを連れて。 この作品は「50音ショートショート」http://shortshortshort.hatenablog.com/にも掲載しています。