32歳の僕、小宮山裕二は教師をしている。 伯父の死をきっかけに溢れ出した忘れることのできない１年間の記憶。 挫折と初恋と成長、少し遅れてやってきた僕の青春。

「世界を平和にしたい」 アームズリングという武器による争いの耐えない世界に住む少年はそう願った。 いくつもの苦難を乗り越え、その少年は大陸を平和に導いた。最強の12人の仲間たちを率いて。 そして、大陸の平和を仲間に任せて大陸のそとの島々の平和を求めて英雄は旅だったのだった。 しかし、その数週間後彼は一通の手紙を最後に音信不通となってしまう。 この物語はそこから５年後の英雄の意思を次ぎ、いつの日にか英雄になる。 そんな少年の成長の物語である。