作品一覧全81件
短編
 飛び込み自殺の多い、東成電鉄は悩んでいた。 その対策について役員会議を行っている最中に、所有株の30%を所有する持ち株会社の、ナカデ・ホールディングス社長の息子である、中出ヨシノブが自殺希望者専用の特急列車を造ったので、それに飛び込ませれば良いと、経営者らに進言する。 持株会社に逆らえない経営陣は、中出氏の言うがまま、自殺専用特急「DEATH EXPRESS」を開通する事に承諾する。 数日後、「DEATH EXPRESS」の開通式が盛大に行われる中、ついに自殺専用特急「DEATH EXPRESS」が東京の品川駅から発車した。 果たして、自殺希望者は現れるのだろうか!?
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空想科学[SF] 残酷な描写あり
最終更新日:2022年07月31日
冒険 近未来 タイムマシン 読了時間:約115分(57,493文字)
短編
ついにサドンデスとの抗争に決着した主人公と、その仲間たち。しかし事件が解決しても、主人公の心の中には、隙間風が吹き抜ける。そんな中、行方不明だったマリノが、主人公のバイト先へ突然現れるのであった。「あいつはまだ来てないよ…」店長のドカチンがマリノにそう言うと、彼女は微笑みながら「知ってます…」と言うのであった。
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ヒューマンドラマ[文芸]
最終更新日:2022年03月09日
青春 私小説 読了時間:約18分(8,590文字)
短編
週末に行われる渋谷エッグメンのライブに、サドンデスが襲撃する事を知った主人公は、元ベンドメンバーだったマサシとハチを救出しに向かった。しかしサドンデスには、名古屋の凶悪パンクバンドの「ジョーカー」が助っ人でバンド狩りに同行していた。仲間の負傷により、主人公は1人で矢面に立ち、サドンデスとジョーカーと対峙した。
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アクション[文芸]
最終更新日:2022年03月01日
日常 青春 私小説 ラブコメ 読了時間:約58分(28,772文字)
短編
主人公のバンドを脱退したマサシとハチのベルサイユ・ローゼスは、タワレコのバウンス誌で取材を受ける事となった。彼らは取材の中で、昨今、バンド狩りをしているサドンデスとジョーカーに対して、挑発的なコメントを発言する事によって、次のライブ会場となる渋谷のエッグメンでやつらから次のターゲットとして狙われる事となった。そんな中、主人公が不在の中、仲間のタカがサドンデスの幹部、クリヤから、軽トラックで、はねられてしまい病院へと搬送されてしまった。、
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ヒューマンドラマ[文芸]
最終更新日:2022年02月16日
日常 青春 私小説 読了時間:約31分(15,083文字)
短編
 1987年5月末 渋谷でマリノが、サドンデスのニトベたちに襲撃された翌々日の事である。 渋谷のライブハウス「テイキング・オフ」では、サドンデスの池田ジンが、仲間のニトベを病院送りにした男を探しにやって来た。関係の無い者たちを次々と襲撃するサドンデスの一味。 一方、主人公は、友人タカの作戦により、手薄になったサドンデスの他メンバーを1人ずつ退治していく方向へ進む。そして、主人公はサドンデスの井之上が1人になったところを狙って、得意の剣術でタイマン勝負に出るのだが…、意外なことに井之上は、剣道の有段者であった。 思わぬ展開に、主人公が大苦戦を強いられる事に…。
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アクション[文芸]
最終更新日:2022年02月07日
青春 私小説 読了時間:約35分(17,290文字)
短編
主人公が学生時代(大学1年の12月)に、初めてバンドのライブを行った時、当時のブッキング担当者であった伴 茉莉乃が、偶然、彼のバイト先へ訪れた。再会した主人公は、彼女に近況を聞くと、伴 茉莉乃は25歳の若さにして、渋谷の神宮前に今度ライブBARを始めてオーナーになるという話を聞く。福島から18歳で東京に出て来たマリノは、いつも孤独だった。だがマリノはいつも笑顔で決して泣く事のない、強い心の持ち主であった。マリノの店の内装工事が終わる時期には、2人の関係は親密になっていた。そして2人が、店の開店祝いをやると約束した日、彼を店で待つマリノの前に現れたのは、以前、ブッキングライブの出演を断られた事で、彼女に恨みを抱いていたパンクバンド「サドンデス」のメンバーのニトベだった。店を破壊するサドンデスに、決して泣かなかったマリノが涙を流しながら、土下座をして懇願する。しかしニトベは、そんなマリノに対して、欲望の赴くままに襲い掛かるのであった。
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現実世界[恋愛]
最終更新日:2022年01月18日
年の差 悲恋 日常 青春 私小説 読了時間:約64分(31,873文字)
短編
 1988年1月1日、浅草雷門前の午前1時半頃。 僕はこの時、池袋で再会した元バンドメンバーだった櫻井ジュンコと共に、浅草寺へ初詣にやって来ていた。
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現実世界[恋愛]
最終更新日:2022年01月11日
日常 青春 私小説 ラブコメ 読了時間:約32分(15,819文字)
短編
1987年の大晦日の夜。バンド仲間だったジュンと7月に送別会をしたとき以来、主人公は彼女と再会する話です。ジュンはあれから8月には歌手デビューを果たし、今や売れっ子人気アイドルとして成功しており、その年のレコード大賞新人賞を受賞したのだった。もう2度と会う事が無いと思っていた彼女が、突然主人公の前に現れた。彼女は、送別会に日、最後に彼へ伝えたかった言葉を話す為に。
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現実世界[恋愛]
最終更新日:2022年01月01日
日常 青春 私小説 ラブコメ 読了時間:約37分(18,388文字)
短編
1999年1月中旬。 この時32歳だった僕は、当時働いていたサーフ系雑誌“F”の同僚である、中出(ナカデ)氏とグリオと共に、新潟にある「ガーラ湯沢」へ滑りに来ていた。 そこで中出氏が、立入禁止区域のオフピステに入った事で、一行は雪山での遭難に巻き込まれてしまうのであった。
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コメディー[文芸]
最終更新日:2021年12月22日
私小説 読了時間:約51分(25,401文字)
短編
1987年8月、渋谷にまだチーマーがいなかった頃。 その前身である“チーム”という、有名私立高校らが始めたサークル組織が存在した。 親の勧めで中学受験をしたミクは、お嬢様学校に馴染めなく、友だちのいない高校生活を送っていた。 そんな彼女に目を付けた、不良グループのチームでリーダーを張っていたモエカは、ミクを利用しようと思いつく。 彼女にエンコーをさせ、その金で自分たちの遊ぶ金を集めると企むのだった。 友だちの居ないミクは、仲間に入れて貰える条件として、エンコーをする事を受け入れ、BARで飲んでいた主人公たちに、売春の話を持ち掛けるのであった。 主人公と知り合った事で、不良グループのチームと縁を切る事を決心するミクであったが、その後、チームを裏切ったという事で、やつらに拉致される事となってしまった。 その様子を偶然見かけた、主人公のバイト仲間であるヤスが、シンガーソングライターへその事実を伝えた。 彼らは、20人近くいる不良グループに拉致されたミクを救い出す為に、たった2人で救出へ向かった。 果たして彼らは、ミクを救い出す事が出来るのだろうか!?
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アクション[文芸]
最終更新日:2021年11月27日
日常 青春 私小説 読了時間:約51分(25,160文字)