作品一覧全4件
連載 45エピソード
 九ヶ崎白馬は自分の名前が好きではなかった。  おとぎ話などで知られる『白馬に乗った王子様』とは、必ずと言っていいほど王子様にフォーカスが当てられている。王子様とお姫様の出会いの場面では、それを羨むように隣に据え置かれ、より王子様を引き立てるために背景に徹するのが『白馬』の役割だ。例え白馬がお姫様に淡い恋心を抱いていたとしても、その恋が実る事はまずないだろう。九ヶ崎白馬もまた、その名前により人生の肩書きまでもが決まってしまっているように思えていた。お姫様の近くに居ながら、見向きもされていない事ほど辛いものはない。  そんな性分とトラウマを受け入れながら、彼が『白馬』という名の生を受けて十七年目の春を迎えていた。
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現実世界[恋愛]
最終更新日:2023年02月12日
日常 青春 スクールラブ ラブコメ 読了時間:約139分(69,091文字)
連載 59エピソード
※絶対に読まないでください。
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ヒューマンドラマ[文芸]
最終更新日:2021年06月01日
日常 心理学 挿絵 学園 一人称 ジャンケン 葛藤 心理戦 クラスマッチ 水泳 修学旅行 トランプ ギャンブル ポーカー 推理 読了時間:約181分(90,097文字)
短編
短編小説です。 昔考えていた作品にアレンジを加えました。
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ノンジャンル[ノンジャンル]
最終更新日:2012年05月14日
月 天体観測 約束 プロポーズ 読了時間:約2分(585文字)
連載 17エピソード
アナザセンス。 それは本来常人が持つ五感に加え、『その他の感覚』第六感の事を言う。 主人公、宮嶋明(ミヤジマアキラ)はアナザセンス『電波感』の持ち主。彼にはパソコンや携帯から飛び交うメールを肉眼で見ることができる。つまり、電波が見え、またそれに触れる事も出来るのだ。  ある日アキラは学校の屋上で一通の謎のメールを手にする。それは未来を予知するもので、差出人は『サトミ』宛名には『マキ』と書いてあった。アキラはこの予知メールの事、そしてサトミ、マキという人物が気になっていた。やがて明らかになる二人の正体とは……。  アキラの前に現れた探偵、小野村和彦(オノムラカズヒコ)に導かれ、彼ら四人の物語が交差する。
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ノンジャンル[ノンジャンル]
最終更新日:2011年12月10日
超能力 異世界 高校生 読了時間:約62分(30,808文字)