「マジメ」に生きてきた平は事故で命を落とした。
死後の選択で、異世界にて新しい生を得ることになった彼は召喚士として再出発をする。
召喚士は複数の召喚体を従えることができるが、最初の一体は召喚士のポテンシャルや人となりを映す「器」にその世界の「魂」を入れ込んだ「オリジナル」が生まれる。
そして彼が生み出した「オリジナル」は・・・・・・・ただただ無個性な、可逆的に言えばとても個性的な「棒(ぼう)人間」だった(自称女の子のボクっ子)。
これはそんな青年と棒人間(自称♀)との、サクセスしないけど必死で生きていくお話しです。
大志を抱くかどうかは棒次第。