「一緒にバンド組んでみない?」
無気力な毎日を送る高校2年生の賢介に、クラスメートの陽一が声をかけた。
賢介にできる楽器といえば、亡き母親も弾いていたという津軽三味線――。
そんな折、母親の描いた絵があることを知った賢介は、探しにいこうとひとり家をでる。
そこで彼を待っていたのは……。
時空を超えた母親探しの、そして自分探しの旅がはじまる。
思春期の少年の、心の葛藤と成長を瑞々しく描いた、タイムスリップ青春奇譚。
【2014年10月 主婦の友社すこし不思議文庫より出版】
ネトコン12 男主人公 和風 学園 平成 青春 タイムトラベル タイムリープ YA ヤングアダルト 花火 1996年 2014年 津軽三味線 ホームドラマ
読了時間:約202分(100,633文字)