人は誰しもコミュニケーションや人間関係をある程度円滑に進める為に、大なり小なり仮面を被っているものだ。
例えばだが、家族、友達、他人同じ人間なはずなのにステータスが違うだけで口調、雰囲気、態度が違うだろう。
さて本題だ。個人によって仮面の種類や厚さ、大きさなど、千差万別、もしくは無限にあるだろう。
君たちがこれから読む物語は一人の少年と少女がある出来事、、、
「トラウマ」というべきものから
何人からも好かれる――
もしくは敵を作らないように――
本来の自分を覆い隠す――
あるいは守るために――
道化の仮面を被った少年が脱ぎ捨てるまでの軌跡を記したものである
無数の道化を作った少女が生まれ変わるまでの軌跡を記したものである