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↑別小説連載中。是非
巨額の富を持つ一人の富豪のより、ゲートボールがプロスポーツ化した世界。
元々ゲートボールとは老人の遊びと思われ続けてきた過去を持っていたが、
プロスポーツ化し、未曽有の投資が行われることでそのイメージを変えていった。
今では、ゲートボールのスポーツくじが大盛況となっている。
スポーツくじが流行っている理由の一つにジャイアントキリングを起こさせる存在が注目されている。
試合で負けそうな劣性の選手が突如、勢いをつけ相手に勝ってしまうのである。
勝った選手の一人が勝利者インタビューで発した発言が大きなニュースとなった。
「私はある男の指示に従ってプレーをしただけだ。そしたら面白いように展開がこっちに傾きだした」
ある男…。それがジャイアントキリングを起こ続けている存在だった。
その男は次第に人々に、ギリシャ神話の勝利の神になぞられ『アレス』と呼ばれるようになった。
そんなある試合で
プロゲートボーラ―のなずなは気を落としていた。
この試合に負ければ、自分はプロを引退しないとならない。
家庭にも恵まれず、父親が無駄に作り出す借金を返し続ける生活。
そんな生活から抜け出す為にも、この新興のプロスポーツになんとしてもしがみついてやる。
しかし、そんな大事な試合の相手がよりによって、実力ナンバー1の佐藤が相手。
絶体絶命のなずな。
そんな中、アレスが試合に介入してきた。
果たしてなずなは勝利を掴むことができるのか。
そしてアレスとは一体誰なのか。
近未来 スポーツ 職業もの 未来 ダーク ゲートボール アレス
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