かつて東京のY大学の生徒たちによって立ち上げられた過激サークル、「東京防衛軍」。彼らは関西人の東京からの排斥運動を起こした。世間からの批判により、一度は鎮圧されたものの、そのリーダーである唐津ギンジは数年の時を経て舞い戻り、《大阪狩り》を宣言した。ヤクザも市民も自衛隊も巻き込んだ大騒動がこうして繰り広げられる事になる。大阪から上京して暮らしている怠け者の圭介はこの戦乱を乗り越えることができるだろうか。
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