主人公は交通事故によりこの世を去ってしまう。だが、彼は女神イシュタリーテに気に入られ、ヴェルトリア王国の王子として生まれ変わる。レヴィオニア帝国の継承国ヴェルトリア王国、かつては覇権国家として、全ての地に平和と秩序をもたらし、栄光に満ち溢れた国であった。
しかし、悲しいことに政治に腐敗は付き物。ヴェルトリア王国は次第に腐敗していった。
さらに、エルフなどの異種族だけでなく、同じ人間種までもが国の混乱に乗じて独立。全盛期に比べ領土を大きく減らすことになったのである。だが、それでもヴェルトリアの腐敗は止まらなかった。役人たちによって賄賂などが横行し、王朝内では権力闘争に明け暮れ、世は大いに乱れていった。増税そして飢饉に民衆は大いに苦しみ救世主を待ち望んでいた。
そして、主人公が転生してから十四年の月日が流れ、統一歴1232年。ついにヴェルトリアは大乱の世を迎えようとしていた。
そんな世で主人公は王子として国を立て直し、もう一度栄光を取り戻すことができるのだろうか?
作品情報
ハイファンタジー[ファンタジー]
R15残酷な描写あり
最終更新日:2021年10月25日
オリジナル戦記 日常 冒険 シリアス ハッピーエンド 内政 男主人公 政治・経済 戦争 魔法 友情 知識チート 国造り 異世界 人間賛歌
読了時間:約204分(101,568文字)