作品一覧全4件
代表作 連載 16エピソード
ディオザニア帝国の皇女ルナフレーナは傲慢で、性急で、異常なまでに非常識な少女だ。 宮廷の規則などお構いなしで、食事の場でもカラトリーを使わずに手で食べ、気に入らない者には容赦なく侮辱の言葉を浴びせかける。 しかし、彼女は間違いなく、絶世の美女でもある。その美しさは、まるで夜空に輝く満月のごとく、誰もが目を奪われるほどだ。 まさに、ディオザニアの月姫と称されるにふさわしい美貌を誇る。 その破天荒な行動はしばしば帝国の秩序を乱すが、彼女の奔放さがもたらす波紋は、時に帝国や民衆に新たな視点や活気を与える。誰もが「あの皇女、やっぱり無茶苦茶だ!」と呆れながらも、ルナフレーナの存在が生み出す変化が、思わぬ形で帝国に利益をもたらしていることに気づかされる。 そして、今日も輝く月のごとく、ルナフレーナの自由奔放な行動がディオザニア帝国全土を照らし続けるのであった。
作品情報
ハイファンタジー[ファンタジー] R15残酷な描写あり
最終更新日:2025年01月19日
ギャグ 女主人公 学園 内政 魔法 悪役令嬢 万人向け 異色ヒロイン 個性強め 読了時間:約153分(76,138文字)
連載 13エピソード
エデンガルド帝国魔法学院非常勤講師、オルレア・ツァラトゥストラはその能力・知識こそ特級たるものだったが、遅刻、早退→自習の常習犯。その上、既存の道徳や常識を一切顧みず、授業を放棄したりと、生徒も呆れるロクでなしだった。 彼のそんな態度は、当然ながら多くの生徒教員から反発を買う。しかし、その言動は一見不道徳・不倫理であるが、その本質は『古く都合よく捏造された道徳規範、権力者が作り上げた民衆先導の為の虚構から抜け出し、現実に目覚め、自分を取り戻せ』という倫理観に基づいていた。 つまり、既存の道徳規範や社会からの期待を逸脱することは、社会的には『堕落』とされていても、それらは人間性や本質的には自己の獲得であり、自己の獲得なしに倫理は生まれず、倫理なき社会に未来などないという哲学と社会への批判がその背後に存在しているのだった。 「であれば、皮肉を込めてあえてこう言うおう! 人間よ、もっと堕落せよ!」
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ハイファンタジー[ファンタジー] R15残酷な描写あり
最終更新日:2025年01月13日
男主人公 魔法 人間賛歌 学園ファンタジー 主人公最強 教師 読了時間:約151分(75,224文字)
短編
今日の人々は、いじめ問題に関しても、ずっと断定的な《思想》をもっている。このことから、真理の探究という習慣を失ってしまった。傲慢にも真理に到達したと錯覚する者達は、謙虚さの欠片もなく、より良い真理を目指そうとする指向が欠如している。 断定的な思想をもつ者達のやり方、つまり「人をいじめてはいけない」という理念を子供達に押し付けるやり方に、疑問を抱いたので、このエッセイを書いた。
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エッセイ[その他]
最終更新日:2024年04月15日
いじめ エッセイ 善悪 倫理 個性強め 風刺 日常の疑問 批評歓迎 読了時間:約6分(2,568文字)
連載 39エピソード
 主人公は交通事故によりこの世を去ってしまう。だが、彼は女神イシュタリーテに気に入られ、ヴェルトリア王国の王子として生まれ変わる。レヴィオニア帝国の継承国ヴェルトリア王国、かつては覇権国家として、全ての地に平和と秩序をもたらし、栄光に満ち溢れた国であった。  しかし、悲しいことに政治に腐敗は付き物。ヴェルトリア王国は次第に腐敗していった。  さらに、エルフなどの異種族だけでなく、同じ人間種までもが国の混乱に乗じて独立。全盛期に比べ領土を大きく減らすことになったのである。だが、それでもヴェルトリアの腐敗は止まらなかった。役人たちによって賄賂などが横行し、王朝内では権力闘争に明け暮れ、世は大いに乱れていった。増税そして飢饉に民衆は大いに苦しみ救世主を待ち望んでいた。 そして、主人公が転生してから十四年の月日が流れ、統一歴1232年。ついにヴェルトリアは大乱の世を迎えようとしていた。 そんな世で主人公は王子として国を立て直し、もう一度栄光を取り戻すことができるのだろうか?
作品情報
ハイファンタジー[ファンタジー] R15残酷な描写あり
最終更新日:2021年10月25日
オリジナル戦記 日常 冒険 シリアス ハッピーエンド 内政 男主人公 政治・経済 戦争 魔法 友情 知識チート 国造り 異世界 人間賛歌 読了時間:約204分(101,568文字)