主人公オリビィオンは母が読んでくれた本に出てくる勇者に憧れていた。しかしイチーエ族の混血であるオリヴィオンは能力が1つしか使えない。しかも、その能力は何か分からず混血が使えるはずの魔法も魔力が少ないせいで使えない。そんなオリヴィオンに代わって血の繋がらない兄ヘープは頭も賢く才能に溢れていた。オリヴィオンは挫けそうになりながらもめげずに己を鍛えていた。そんな日々を過ごしていたら、ある日少女2人と少年と出会う。取り合えず一緒に過ごすことになったが、次第に打ち解けていき切磋琢磨していく。そんな中、突然村が襲われてしまう。そして、自分達が勇者に殺される運命にあることを知る。オリビィオンは勇者に憧れていたため、なぜ自分達のが殺さなければならないのか、そして死にかけたオリビィオンに1人の少女は≪記憶≫と言う能力を授けたのか。この話は真実を知るためオリヴィオンが冒険する話。
ただ今、ストーリーの整理と分かるやすくするため文章を変えています。それによって、話が繋がらない部分が多くあります。申し訳ございません。