いつも迎えに来る彼は誰なのか。実在するのか。 潜在意識が作り出しているのか。 わからないまま、わからないけれど過ぎてゆく。

好きな人に夢の中で会うときと、現実で見るときのギャップ。 一方的に突っ走っていく想いはホラーにも近づく。 妄想と現実、その境目をどう消化するか、という所に立っている女性。 生霊になるときにはこんな段階を経ているのではないか…と書いていて思いました。