もしウィンクだけで人を殺せる力を手にしたら、貴方はその力、何に使いますか。 　誰かを守るため？ 　自分を守るため？ 　それとも――憎い相手を、殺すため？ 　　☆★☆ 　別れたはずの元恋人に殺されかけ、死の間際にあったある一人の女子高生。 　彼女が手に入れたのは、右目を瞑ることで人を殺めてしまう事ができる、wink killerと呼ばれる死神の力だった。 　「この力は、大切な人を守るために使う」 　彼女はそう誓い、大切な者を守るために生きると決めた。 　――はずだった。 ※同一作品を「カクヨム」「ノベルアップ＋」でも投稿しています。 ※素晴らしき挿絵は乙糸旬様（X（Twitter）：@ShunOtsushi）より。著作権は神絵師様にあり、画像は小説表紙・挿絵として使用許可を頂戴しておりますので、無断使用・無断転載はお控えください。 ※この作品には、本編ラストにハッピーエンド保証が付いています。

ある日、僕の前に現れた魔法少女は言った。 どうか自分を殴って欲しい、と。 ※この作品は「小説家になろう」「カクヨム」「ノベルアップ＋」「monogatary」に掲載しています。

「やっぱ俺が格好良く世界を平和に導くヒーローになってやんよ」 蝉声響く廃墟の屋上。 かつて灰色に濁っていた空は本来の色を取り戻していた。 たとえ、地球の人口が以前の一パーセント以下になろうとも――。 これは、祈りを捧げた機械人形の話。 ※この作品は「小説家になろう」「ノベルアップ＋」「カクヨム」に掲載しています。

　これは一見すると、中学生が夜の学校に忍び込んで学校の七不思議を解決していくお話。 　けれど、本当は……。 　「私、元の世界に帰らなきゃ」 　歪み始める日常。昼の訪れない校舎。機械人形となったクラスメイト達。 　 　ラストのオチに気がつけないと定評をいただいている、少し切ないホラー短編小説。 　貴方は最後のオチに気がつけますか？ 　　☆★☆ 　貴方は、貴方の傍にいる人間が本当に人間だと、信じることが出来ますか。 　貴方は、貴方の見ている世界が夢ではないと、証明することが出来ますか。 　貴方は、本当に―― ※ 読了目安は30分程度です。 ※ 本作はノベルアップ＋でも掲載中です。