辛い日常生活を自ら終わらせるため命を絶とうとしたのに
ー目を開けた先は異世界でしたー
え、ここはどこ?気づくと私は見慣れない森に倒れていた。
そこでたまたま通りかかったアルベルン伯爵夫妻に拾われて伯爵家の養子となった私。
そんな私には、今最大の悩みがある。それは友達がいないこと。私が声を掛けたら、みんな怯えて逃げて行ってしまう。そんなこんなで同年代の友達が一人もいないまま学園に入学する歳になってしまった。このままじゃ私、一生ぼっちじゃない!?それはダメだ、絶対にダメだ。そんな人生悲しすぎる…。
すみませーん、誰か私のお友達になってくれませんか?
これは私が奮闘して大切な何かを手に入れるまでの物語。
※異世界恋愛ものですが、恋愛要素が入ってくるのは中盤から。