その昔、恐ろしき妖怪に対抗する為、ある一人の忍者によって闇の忍術が開発され闇の忍術書として広がっていった。
闇の忍術を使えば凄まじい闇の力を用いてどんなものでも退治できる。
だがそれは己の命を喰わせることで成立しているため、術を使えば使うほど命は縮まり最後には妖怪になってしまう。そのため最後は毒を飲み自決する定めにある。
妖怪は闇をまといし者達によって退治され平和な時代となったが、好事魔多し。
闇に心を売り闇の力を悪用するものが続出してしまう。
将軍家康は危機を感じ闇の忍術書をすべて燃やしてしまう。
時は将軍家光の時代。
風魔忍者の月影刃はある日目の前で幼なじみの花央を恐ろしい妖怪に喰われてしまう。
復讐を誓った月影は禁断の力を求めて闇の世界に踏み入る。
そしてそこに封印されていた闇の忍術書を手に入れ闇をまといし者となった。
人間界に戻った月影はある時、花央と生き写しのごとく似ている陽姫に遭遇してしまう…。
※この作品はエブリスタにも掲載しています。
作品情報
アクション[文芸]
R15残酷な描写あり
最終更新日:2018年04月11日
身分差 ヒストリカル 古典恋愛 オリジナル戦記 時代小説 異能力バトル ヒーロー 冒険 戦国 超能力 チート ハッピーエンド 男主人公 和風 ダーク
読了時間:約26分(12,918文字)