この物語の主人公「竹中龍之介」はボッチ作家なのに
無駄に顔が良く、無駄に頭が良い。そして無駄にスポーツができる。
彼のスペックだけ聞けばどうして彼がボッチなのか不思議になるだろう。だから教えてあげよう。なぜ彼がボッチなのか。
その理由は彼の無駄に高いスペックを無いようにしてしまうぐらいひねくれた性格のせいなのだ。
そんなひねくれている彼は担任である加藤先生に生徒会に誘われたのだ。もちろん彼は断った。だが次の日、学校に行ってみると彼は生徒会に入っていることになっていた。意味が分からず、彼は加藤先生にたずねいった。
「なぜ俺が生徒会に入ってることになっているんですか?」
「君が入ると言ったからではないか」
「はぁ?俺は確かに断りましたけど...」
「大丈夫。私はわかっているぞ。それがツンデレだと」
そんな先生の勘違いによって彼「竹中龍之介」は生徒会に入ることになってしまったのだった。