時は現代。
闇を恐れ、自然と寄り添い妖怪や神々に畏怖と畏敬の念を示し、ゆったりと生きてきた人々の生活は光、電気、火という存在の登場により一変した。
あらゆる場所から闇は消え去り、自然は破壊され、妖怪も神々も忘れ去られ、恐怖も、畏敬の念も、畏怖も何もかもを踏みにじり生きるようになる。
だが、妖怪達、神々は存在自体が消え去った訳ではなかったのだ。
彼らはそれぞれの事情を抱えて人間の世界にひっそりと紛れ込み、静かに穏やかに生きていた。
そんな彼らが集まるのは、何故だか特定の場所。
その名も綾橿(あやかし)学園――。
至るところに怪異は居る。
今日も今日とて妖怪達、神々は、何だか愉しげに学園生活を満喫しております。
がっつり見えてる妖怪青春コメディーが、これからホラーちっくに始まり始まりー。