「肝試ししようぜ」
みちるの言葉が、全ての始まりだった。
山奥にある謎の病院。
入った人々は絶対に出てこないという噂の病院。
かなり有名で、近辺の住人や親にも『絶対に近づかないように』と言われ続けてきた。
みちるはそんなの噂だろと思っているらしく。
結局口論の末みちるに連れられ俺、みちるに女友達の千春、そして千春の妹の小雪は病院に向かった。
そして俺は後悔する。
病院に入ってしまった事。
その病院の中で少年と行動を共にすることを。
―――そして繰り返される悪夢に関わってしまった事を・・・
夏のホラー2012 ホラー ファンタジー
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