「まーた騎士団落ちた......」
そう呟く一人の少年、エルシア・ロード。
彼は貴族の多い村に生まれた農家の息子。
父親は数年前に行方不明となり、母親との二人暮らしをしていた。
だが、世界を救った騎士王への憧れと、出世して母親を楽にするために騎士を目指す。
誰に夢を貶されようとも、諦めずに。
しかし何度試験を受けても落ちるのだが、それでも冒険家として経験を積み、やり直すことを決めた。
そして、楽でかなり報酬が貰えるからと、軽い気持ちで受けた初クエストは落し物を探すといったもの。
「さて、探しに行きますか」
少年はとある剣を探す。その剣とは、騎士王の使った伝説の聖剣であった。
「......エス、トール!!」
それを譲り受けた彼は伝説の聖剣を扱い、いつしか騎士王を超えた存在。精霊騎士王と謳われる。
「はは、良いなそれ。カッコ良いじゃん!」
……これは、そんな少し......いや、かなりお馬鹿で人たらしな少年が、精霊やら妖精やらドラゴンやらの幻想種と共に歩む軌跡である。
*注意
処女作です。
確認しますが誤字脱字等があると思います。
恐縮ですが、そこは読者様の脳内補正が頼りになります。
また、誤字脱字の報告をしていただけると幸いです。感想や評価、アドバイス等お待ちしております。ついでに言うとヒロインは一章終了から増えません。はい。……予定では
異能力バトル 冒険 ラブコメ 怪獣 聖剣 ファンタジー 魔法 男主人公 西洋 ハーレム ダンジョン チート ギャグ 未来 HJ大賞2019
読了時間:約406分(202,749文字)