作品一覧全2件
短編
零れ落ちそうになる言葉を、必死に抑えていた日々が、どれほど幸せだったのか。きっと私にも、それに気づく日が来るのだろう。今はただ苦しいだけでも、その日々美しさを懐かしむ日が来るのだろう。 きっとこれは、いつか私の後悔になる、ひとつの記録だ。
作品情報
エッセイ[その他]
最終更新日:2018年05月27日
悲恋 青春 私小説 読了時間:約2分(686文字)
短編
誰かに心を乱されるのは、嫌なばかりではないのかもしれない。そう気がついたのはいつのことだったろう。 古典の授業で何気なく眺めた沢山の和歌が、その切なさが、時代を超えて私に語りかけてくるような。美しい文学は、どんなに時が流れても、人に多大な影響を与えるらしい。 これは、そんな文学への憧れから生まれた、随想録と呼ぶにも満たない、少しの散文である。
作品情報
エッセイ[その他]
最終更新日:2018年05月26日
悲恋 スクールラブ 日常 青春 私小説 読了時間:約2分(659文字)