僕は帝国最強の美少女。最強だから、ちんちんがある。ドラゴンに拾われて育てられたドラゴンでもある。ニンゲン界ではドラゴン爵というトップ貴族。アンコはツブアン派。帝国内で唯一、いや大陸内でも唯一無二のドラゴンスレイヤーでもある僕は、貴重なドラゴン素材を独占出来る立場を活かしてドラゴン研究所を主宰する事業家でもある。その地位と見た目から、僕には縁談話が殺到。面倒な縁談話を断るのが面倒になった僕は、王女と離婚を前提とした結婚することになった。僕と王女は、新婚旅行で訪れた先で、争いに巻き込まれる。敵国の真っ只中で、暴発する王女は、魔女という最終兵器。騎士である敵国の王女と一騎打ちをする事に。その戦いは、いつしか王女コレクションへと発展し、人類全体を呑み込んで行くのだった。本当の敵はいつだって自分の中にある。果たして、僕は自分自身に勝利する事が出来るのか? 古代に封印された魔王女や勇者達、神話級の大魔女までを家族にし、ドラゴンとして、そしてニンゲンとして暮らしていく僕の人生も、いずれは神話へと至るのだろうか。何しろ、惑星と同じ寿命とまで言われるドラゴンの加護で、僕も永遠と言える寿命を手に入れたのだから。観測出来る範囲では不老不死、僕の属性は駅前の蕎麦屋並に、てんこ盛りなんだ。