古来より人と竜は戦い続けてきた。そしてある時、一人の人間が人と竜が平和で共存できるようにし、お互いにこれ以上の戦いをやめようと竜族に持ち掛けた。そして、人と竜は共存する事とともに戦いをやめた。だが、戦いをやめたのは一部だけであった。この世界には人と竜の子供である竜人族、竜族、天使族、魔族この三種族を筆頭に多くの種族が存在する。竜人族以外は多種族を消そうと戦いをやめなかった。そして、平和であった竜人族たちもその戦いに巻き込まれていくのであった。人と竜の子供であるドラゴンノイドとして生まれたネムには他のドラゴンノイドとは違い竜の象徴である羽がとても小さかった。他の仲間が空を飛べるのにネムだけは飛べない。それでもいずれは誰もが憧れる立派なドラゴンノイドになる事を夢見ていた。この物語はネムという一人のドラゴンノイドが戦いを終わらせるために冒険していく物語です。