赴任先の高校で出会ったのは憎むべき相手の女子生徒。放送部を背景に教師である俺は彼女といびつな恋愛をする。 とんでもない復讐を計画し、俺はその目的を果たすために生きる。彼女の一家を死ぬより辛い目に合わせてやると‥‥。 そのための方法とは？ 愛と憎悪。復讐。人が生きる意味は？ 真に憎む相手は？ 俺は、君を愛していない！！ 微塵も愛していないのだ‥‥。

ゲイである美男子の高校生が男性教師に恋をする。 男子高校生の秘密は盗んだ先生のワイシャツでG(自慰)をすること。 快楽と禁断の愛との間で苦悩する。 先生が顧問を務める水泳部で青春を謳歌していたが、その一途な想いが強すぎてやがて犯罪に手を染めていく‥‥。 同性愛者の純粋な愛、性、セックス。 2人の未来。そしてこの社会の未来。 ちょっぴりリアルな性交渉に、社会への真剣なメッセージを含んだ物語！ 同性愛の偏見を考えるひとつのきっかけになることを願って‥‥。

つまらない毎日に生きることへの執着をなくしていた亮はある日、余命宣告を受ける。その事実を淡々と受け入れた亮がダウン症の男の子とその母親に出会って考え方を変えていく。この親子と共に歩んで行こうとした矢先‥‥。 二転三転する亮の真実、‥‥最後は？！

大好きなパパが実はゲイだった！ でもそれは深い深いパパとママの秘密がある。お話のはじまりに出てくるワード達が最後に明らかになって繋がっていく。 主人公、高校２年生の真紀の困惑と模索の日々が始まる‥‥。

障がい‥‥。 ねえ、聞いて 僕の思い

僕は足の小指です。脳に認識されず いつもどこかの角にぶつけられてばかりです。忘れられ、傷つけられ、それでも、 僕は、この五本指の端っこにいる意味ってありますか？生きる意味ってありますか？

右手と左手は僕と君のよう。 片手だけではすくえない水も両手だといっぱいすくえるよ。 荷物を持った右手が疲れたら左手が 代わって持つように、いつも助けあってるんだ。 そう言った君はもういない。 でもね、本当は僕の横にいるんだ。

愛する妻へ僕は先に逝くけど君はゆっくり来てくださいと手紙を遺し、 微生物から昆虫、小動物、そして大きな動物へと、生まれ変わり、やがて人間になる。あとから同じような生まれ変わりを経てやっと人間になれた元妻は、元僕の子どもに生まれ変わった。 そして‥‥。

何気ない日常から見たある場面。 『アニミズム』という児童心理学上で、無生物に命があると考える幼児の行動は、意味があるというお話。