ジュエル、それは悪魔の主食であり、人の感情が昂ぶったとき、そのエネルギーが結晶化して表面に現れるものである。
御土橋綾(オドバシリョウ)は、ある日を境に別人のようになった幼馴染の久場木乃香(クバコノカ)の秘密を知ってしまう。
木乃香に付き纏う自称悪魔の金髪の少女ベルは、木乃香の願いを叶える代償に木乃香から感情を奪い、それを糧に今は失った魔力を取り戻そうとしていた。
木乃香から奪った感情を取り戻すため、御土橋少年はベルの魔力が溜まるまで、悪魔の主食と言われるジュエル集めに協力することを決める。
昔の木乃香を取り戻すため、御土橋少年は生徒会の御悩み相談ボックスを漁ったり慣れないボランティア活動をしてジュエル集めに東奔西走する。
※この作品はノベルバ様にも掲載しています。