斜向かいのビルを見た。一階のコーヒーショップに入っていく、若い女の姿が見えた。
先生はポケットから奇妙なものを二つ取り出した。
「無線式の来客用チャイムだ。どこでも買える」
そういうと、先生は片方のボタンを押した。先生の持っていたかばんから、俺たちがいる店のチャイムと同じ音が鳴る。
「もう一つの方を押してみろ」
俺は言われた通りにもう一つのボタンを押した。
斜向かいのコーヒーショップが吹き飛んだ。
とある事情から爆弾使いの先生についた巻き込まれ体質の主人公がなんとか頑張る話。
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作品情報
アクション[文芸]
R15残酷な描写あり
最終更新日:2021年08月26日
年の差 日常 青春 サスペンス ほのぼの 現代 職業もの 犬 爆弾 ヤクザ 裏切り
読了時間:約33分(16,234文字)