会社を事実上首になってしまった白未来(つくもみらい)は自棄呑みの帰り道に不審者(女神)に出会った。彼女は彼を異世界に送り、世界に蔓延る魔族を殲滅し、世界に平和をもたらしてほしいと懇願するが、未来は断固拒否する。
だが生来の酒好きがたたって、それを餌に異世界に嬉々として飛び込んでいった。
だが流通する酒のまずさに憤慨し、魔族そっちのけで酒造りに没頭することになる。
だがその前にも魔族は立ちはだかる。
ついでにやられていく魔族に恐怖する魔王。
酒を造っていたら平和になっていた。
そんなお話である。
※飲酒に関する表現が多々ありますが、登場人物は特殊な訓練を受けており、
決して一般人にお勧めするものではありません。
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