作品一覧全2件
連載 1エピソード
何故僕らが嘗て日本に名を馳せた文豪の作品のように、現代の作品を楽しめないのか。 それは、世の中を便利にしすぎたからだ。 もちろん、文を書くなんてことをしなくなったのは大いにある。手紙の風習だって消え去り、今ではそんなことをしている方が馬鹿にされるだろう。 しかし、本質はそんな簡単なことではない。 ないものねだりの人間は今ないものを求める 新しいものを模索する。 今現代はも模索し切った、いわば枯れた水源。 ここから生み出されるものは今あるもののリメイクでしかならない。そして、人間の想像力は低下する。低下すればするほど何も生まれなくなる。そういうことだ。 人間は便利になればなるほど何も欲することなく好奇心も薄れていく。そんな中で作品を作っても興味を抱くわけがない。 今現代の人間が面白い作品を書けなくなった。 それだけが、日本文学の終幕に近づく理由ではない。本当の理由は、どんなに面白い作品を作ったとしても、それを読む力、所謂読解力、想像力が欠けた近代的な人間しか残っていないからだ。 こんな世界に産み落とされた 併せて5人の子供たち 彼らは時までも超えていき 日本文学を取り戻す 始まるは彼らの冒険譚
作品情報
現実世界[恋愛]
最終更新日:2019年07月23日
冒険 近未来 ギャグ 男主人公 女主人公 現代 近代 近世 平成 昭和 明治/大正 未来 読了時間:約10分(4,574文字)
短編
ー僕は君を"きみ"と名付けたー 君は僕が最初で最後に"きみ"と呼んだ人だ。
作品情報
現実世界[恋愛]
最終更新日:2018年07月09日
男主人公 現代 不思議 夜空 夏 読了時間:約1分(450文字)