――鹿住ハルは、とある春の平原にて目を覚ました。
どうやら、ここは日本ではないらしい。
が、それ以外のことは一切が不明だった。
今の彼の目前にあるのは、地平線までまっすぐに続くような、背の低い草の群れだけである。
彼は
……ひとまず、風の行く方を指針に定めた。
この物語では、異世界転移によって『散歩〈EX〉』というスキルを手に入れた主人公、鹿住ハルが、女の子だったり宿命だったりドラゴンだったりヒーローだったりクモだったり神様だったり元英雄だったり奴隷王だったり飛空艇ジャック事件だったり支配者の正義だったりに立ち向かいます。
彼の目的は一つ。『最高の散歩をしたい』
この物語は、鹿住ハルが素敵な余生を手に入れるまでの物語です。
おいしいモノもたまに食べるよ!
作品情報
ハイファンタジー[ファンタジー]
R15残酷な描写あり
最終更新日:2024年09月23日
アニセカ小説大賞1 冒険 ハッピーエンド 異能力バトル ヒーロー 散歩 食事 反逆 天国 大富豪
読了時間:約4,722分(2,360,586文字)