――あの夏。わたしは、“神様”に出会った。
少年が見たのは、水底の都「水源京」。
それは、泉沸き立つ神秘の都。
全ての命をはぐくむ、水の原点。
あらゆる命が暮らすその都で、彼は一人の少女に出会う。
「私は、もうすぐ消えるんだ。この都とともに……」
全てをあきらめた少女に、少年は手を伸ばす。
その命を、その生を、決して手放してはならないと。
たとえそれが、人の身に余る所業になろうとも――
神と人と精霊と。
これは、命が輝く、最初の物語だ。
※カクヨムとの重複投稿です。
作品情報
ローファンタジー[ファンタジー]
R15残酷な描写あり
最終更新日:2019年11月07日
異類婚姻譚 伝奇 青春 ほのぼの 男主人公 和風 現代 ESN大賞2
読了時間:約315分(157,454文字)