王の右手である父を持つ、トッドは魔術師養成機関ゼフィランサスへ入学するが、彼は魔法も剣もてんで駄目の落ちこぼれであった。
ある日、初めての決闘試合に挑んだトッドだったが、一方的に敗れてしまう。
それを期に幼馴染に強くなると誓ったトッドは周りの助力を得ながら少しずつ、着実に力をつけていく。
そんな中で父のダグラスが王城内の陰謀に巻き込まれて命を落としてしまう。
王都を追われ、何とか生き延びたトッドだったが、その心の内は怒りと憎しみに支配されていた。
そしてトッドは大陸中全ての人間に破滅の予兆を告げる……