新しい面白さをここに――――学園バトル×ループもの 物語を異能として扱える者たちは幻想使い(ファンタズマ)と呼ばれ、とある学園に入学することになる。 高校生となった少年・不知火陰斗もまた、幻想使い(ファンタズマ)であり、学園に通うことになった。それがきっかけで運命の相手・アリスと最悪の出会いを果たす。最悪の出会いだったが、一緒にいるうちに２人の距離は少しずつ近づいていった。 混沌と狂気が学園に忍び寄るまでは。 ふんぐるい　むぐるうなえふ くとぅるふ　るるいえ うがふぐなる　ふぐたん 絶望のさなか彼の中に眠っていたもう一つの力である【書き直し】が覚醒する。何度だって書き直す。時間遡行によって、最愛と共に悪夢を突破するまで ————「俺は、僕は、必ず君を世界最強に」 過去と未来が交差して、バットエンドのその先へ—— ＊ちょっとしたホラー描写、少しだけ狂気的な描写、ほんのりとしたグロテスクを挟みますが、懐かしのラノベみたいな軽いノリの予定なのでご安心を！！ ＊(変更)日曜21時の更新となります ＊(23/11/19)タイトル変更『熾電のアリスの書き直し』→『熾電のアリス ～Re：write～』

「ルドルフ、オマエをパーティーから追放する」 　この一言で、ルドルフはパーティーを追放された。 　大切だった幼馴染にも裏切られる。傍から見たら寝取られたようなもの。 　彼は素直に追放を受け入れたが、自覚がなかっただけ。 　最強の前衛魔法使いである、という自覚が。 　無自覚なルドルフが自分の力に気がつきつつ、ハーレムしまくりながら成り上がる ＊ざまぁ展開を含みます

　目を覚ますとそこは異世界だった。 　どうやらクラスメイト全員で異世界召喚に巻き込まれていたようだ。 　――――忘れていた。 　――――覚えていなかった。 　記憶喪失となった柳生総司 　彼こそは不殺の魔術師殺しだった。 　人を殺さず魔術を殺せ 　ハイでアクションな異世界ファンタジー 　になるはずだった。 　地球の魔術師たちが蠢きだす。 　血の傭兵団（ブラッド・ブローカー）。 　イギリス教会 　アメリカ国、魔導士部隊。 　それは異世界を舞台にした乱戦、その序章に過ぎなかったのだ。