1945年突如として飛来した未確認飛行物体が地上に侵略宣言を表明した。
それまで大陸間での戦争を行なってきた人類はすぐに戦争を止め、空から来る未知なる敵に対処するべく邁進した。
しかし、当時の人類は地球外生命体への有効な兵器が開発されておらず、容易に彼らの侵略を許すことになった。
1948年地球の全面積の三分の一が侵略された時、ある科学者によって作られた兵器が戦場に初めて導入された。
その兵器の名は記憶運用人型兵器・Memorian。
彼らは瞬く間に宇宙人相手に戦功を上げ、人類の存続において無くてはならない存在となった。
これは、Memorianとなり兵器として生きた少女と一人の少年の物語である。