作品一覧全4件
連載 2エピソード
ある日、船長に呼び出された俺は、その場でクビを言い渡される。理由を尋ねた俺に対する船長の回答は「セクハラが多すぎる」という理不尽なものだった。夜の海に突き落とされた俺は、泳ぎが得意だったこともあり、岸まで何とかたどりつくことに成功する。普通だったら復讐を考えるはずだが、復讐は何も生まないことを知っている有能な俺は、たまたま見つけた海兵募集のチラシを見て、海兵になることを考える。決して復讐のためではない。 面接会場にやってきた俺は、今までの海賊経験から、いかに海賊と戦うのが上手いことをPRしたはいいが、面接は卑劣にも海軍の罠だったのだ。クビになっても所詮海賊は海賊、採用通知を受け取るよりも早く、牢獄にいれられてしまった。 こんな理不尽なことばかり起きていいのかと憤慨していた俺だったが、牢獄で仲間の畜生たちと再会する。牢獄でも案外出会いがあるもの、さらには、自称王子のユウに脱獄および国を救ってくれと頼まれてしまい、もう一度海を目指すことになる。国を救った後に得られる美女を手に入れるために。 俺の名前はエロナルド・ベンベック。通称ビッグベン。海賊の汚点と呼ばれた正真正銘の海賊である。
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ハイファンタジー[ファンタジー]
最終更新日:2022年02月26日
オリジナル戦記 冒険 海賊 海軍 ギャグ 屑主人公 ゴリラ ざまぁ ざまあ 追放 恋愛 読了時間:約19分(9,407文字)
連載 79エピソード
大ヒーロー時代。人々は能力に覚醒し世界は強者と弱者に分かれていた。そんな時代に覇権を握っているのはヒーロー。ヒーローという職業が当たり前になり、最強の称号をもつトップヒーロー達を頂点とした、ヒーローによる平和で安全なヒーローが支配する世界。 しかし、ヒーローと言えど独裁政権など長く正しく続くわけがなかった。数百年の歴史の中で、かつて掲げた理想は瓦解し、残っていたのは信念ではなく力と権力。いつしか、人助けではなく、表面的な人気とりの方が大事になっていた。果たして、それは本当にヒーローなのか?今こそ問われるヒーローとしての心。そんな時代に1人のヒーローが立ち上げる……何てことはなかった。 主人公青田泰裕は、ブラックなヒーローの激務に目の光を失い、立ち上がる気力などもう残っていなかったのだ。それどころか、悪の組織の幹部に負け、悪の組織にスカウトされてしまう始末。 だが、それこそが彼の人生の転機であった。悪の組織で初めて有能上司に恵まれた泰裕は、かつての光を、掲げた理想を、皮肉なことに悪の組織で取り戻していく。悪の組織の方がホワイトだったのだ。2人の女幹部さんに支えられ、泰裕は再びヒーローの仮面を被ることを決める。それが偽物だと知りつつも、悪の道を行き、自分の正しいと思うことを貫いた。 1章修正完了(7/25) 2章修正中のため、1章と矛盾した内容を含みます。
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アクション[文芸] 残酷な描写あり
最終更新日:2021年07月25日
スクールラブ オリジナル戦記 異能力バトル ヒーロー スパイ ラブコメ 新人発掘コンテスト 男主人公 魔法少女 悪の組織 成り上がり パロディ キネノベ大賞3 ESN大賞3 123大賞 読了時間:約657分(328,435文字)
連載 7エピソード
リュシカ=フルフォールは魔王である。それもただの魔王ではない、勇者を殺した正真正銘の英雄である。しかし、そんな彼であったが致命的に人望がなかった。あるのは勇者を殺した功績のみで、戦争に参加した経験もなければ、社交の場に出席した経験すらないのだ。つまり、下賤な生まれだったのかといえばそういう訳でもない。正真正銘の魔王の血統を継ぎしものであり血統証付きの魔族であった。では何故、こうも経験がないかと言えば、絶望的に引きこもりだったのである。それを知っている上級魔族たちは当然リュシカには従わない。従うのは下級・中級の魔族たち。勇者に滅茶苦茶にされた魔界を立て直すには、戦力が足りなかった。  そんなある日、リュシカは上級魔族たちからの人望を得るため、人間の国を一国だけ攻め滅ぼすことを決意する。とりあえず王を殺せば国が滅びると考えたリュシカは、勇者の振りして王の暗殺をするとういガバガバな計画を企てるのであった。幸か不幸か人間界で奇跡的に勇者だと勘違いされたリュシカであったが、それが不幸の始まりでもあった。人間たちに感謝され、徐々に欲しくもない人望を得ていくのだ。人間に感謝されるなど、リュシカにとっては屈辱でしかない。しかしリュシカは、人間界においても英雄としての道を突き進むことになる。  これは無能な魔王が覇道を歩んでいくサクセスストリーである。
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ハイファンタジー[ファンタジー] 残酷な描写あり
最終更新日:2019年06月22日
勇者 魔王 有能な側近 魔物・魔族 異世界 現地主人公 剣と魔法 チートスキル ご都合主義 成り上がり 主人公最強? 息を吐くように無能 発言がブーメラン 勘違いは基本 魔王城はブラック 読了時間:約135分(67,476文字)
連載 13エピソード
三門雄輝は美少女よりもUMAが好きな変態だった。 雄輝の青春は、泥臭く部活動をして爽やかに過ごすことでは決してない。雄輝の青春は世界を巡ること。知らないことを知って、知らない世界を肌で感じる。それこそが彼の生きがいだった。 そんな三門雄輝は行動力の化身である。彼はエジプトで行われていた発掘作業に参加していた。そして、生まれ持った豪運なのか、それともただついていないだけなのか、幸か不幸か発掘作業で黒い棺を見つけてしまう。その中に入っていたのは1体のミイラ。ミイラは2031年の未来でも、まだ世界で1つしか見つかっていなかったエキゾチック物質。そんな貴重なもので出来たリングを嵌めていたのだ。   とても価値のあるリングを狙う人間は多い。命からがら日本に逃げ帰った雄輝であったが、日本でも女スパイに狙われ、友人は突如失踪、手掛かりを求め裏社会にどっぷり嵌ってみれば、魔女に命を狙われることになる始末。その上、リングに呪われて悪魔に憑かれ、動き出したミイラには封印を解いた責任をとれと迫られる。さらには別の悪魔も暗躍を開始していた。   ただ、世界を冒険したかった雄輝は、戦いの渦の中に身を投じるしかない状況に追い込まれていく。 少年は世界の救世主になれるのか、それとも悪魔に堕ちるのか。どちらに転ぶとしても、これは世界を冒険した男の物語。今だ井の中の蛙だった少年は大海を知ることになる。
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ローファンタジー[ファンタジー] 残酷な描写あり
最終更新日:2018年12月30日
異能力バトル ヒーロー 冒険 近未来 男主人公 魔法 天才 UMA 集英社WEB小説大賞 呪い 悪魔 チート 高校生 シリアス 友情 読了時間:約174分(86,610文字)