人間と魔族が争いを続けるアグリニオンと呼ばれるその世界。 勇者とその仲間たちの登場によって保たれていた両者の力の均衡が破れ、それに乗じておこなわれた人間側の大攻勢によってこの世界から存在そのものが消えかねない危機に瀕する魔族。 そんなとき彗星のごとく現れ、各地で大戦果を挙げ始めたのが魔族の中では身分の低い人間種と呼ばれる人間の血が入った魔族の男アルディーシャ・グワラニー。 だが、この魔族の男には秘密があった。 実をいえば、彼はある男の異世界転移実験の巻き添えとなり二十一世紀の日本からこの世界にやってきた正真正銘の元人間。 そして、彼と同じ立場の者は他にも……。 だが、それだけではない。 彼らの出現に触発されたのか、それとも単なる偶然なのかはわからぬものの、時を同じくして各国に次々と現れるこの地に根を下ろした者の末裔である異才の持ち主たち。 アグリニオン戦記。 それはその世界アグリニオンで長く続いた魔族と人間の争いの終幕近くで起こった、才ある者たちが、己にふさわしき武器となる極限にまで極めた剣、魔法、知識、言葉、そして権力を操り、自らが信じる正義のため、いや、自らとその背負うものの生き残りのために繰り広げた戦いの記録。 一応、第十一章までが第一部、第二十四章までが第二部、それ以降は第三部ということになっています。 エピソードが多くなったため、一部外伝として別の作品としました。 現在Ⅰ～Ⅳと「第三極」、「ロフォーテン」、「文官時代のグワラニー」「初めて領地を手にした者」などがあります。

アニメ「響け！ユーフォニアム！」のファンが疑問に思ったことを書いたものです。

アマルナ～と言いながら、内容は古代エジプト全般について思ったことを書き並べています。 守備範囲であるアマルナに関わることが多くなりますが。

アニメ「響け！ユーフォニアム」、主人公黄前久美子の二年生時におこなわれた校内アンサンブルコンテストで錚々たるメンバーを揃えながら「チーム高坂」が部内投票で三位以内に入らないという惨敗を喫した理由は何かを考えます。

「響け！ユーフォニアム」の「劇場版 響け！ユーフォニアム〜誓いのフィナーレ〜」から登場するホルン担当の小原愛音は黒いリボンを着用しています。 この謎について妄想します。

２０２６年に公開されると発表があった「響け！ユーフォニアム」劇場版。２０２４年放映されたテレビシリーズ3作目をまとめた総集編に近いものになると思われます。それを承知のうえで、このシリーズのファンとしての要望を書いてみました。

これは「アグリニオン戦記」本編では語られなかった独立した幕間劇的物語。 こちらについては本編十七章以降のエピソードに関係した内容となります。 ただし、前後のエピソードとは時間軸が違っている場合もありますのでご注意を。

アグリニオン戦記の外伝となります。ミュランジ城攻防戦から続く舞台裏でおこなわれていたことが書かれています。

アグリニオンの外伝となります。 マンジューク防衛戦後、「多くの兵士が救われた礼を述べる」という名目でグワラニーと会談した「赤い悪魔」の長チェルトーザ。 その時の話となります。

アグリニオン戦記の外伝となります。 グワラニーの罠によって渓谷内奥に誘引されたアリターナとフランベーニュ両軍。 その顛末に関わることが書かれています。