午後10時半。大体の子供が眠りについてるであろうこの時間に、その子供向けのラジオは始まる…… 季刊誌『月雲』　2011年3月号掲載作品

ぼくのなまえはコディル。みんなからは『かわりもの』ってよばれてるよ―― 2010年高専祭配布冊子『Taibbiot』掲載作品

「人が死んでる！」　そう言った少女の声には、しかし焦りも驚きも感じられず。それもそのはずだ、何故ならば―― 2010年高専祭配布冊子『Taibbiot』掲載作品

『私』の旅立ちを見送ってくれたのは、菜園に住む小さな住人、そして―― 2010年高専祭配布冊子『Taibbiot』掲載作品

「お姫様を助けたらお礼に大金がもらえる！」　そんな旅人の願望は脆くも崩れ去る――のか？ 2010年高専祭配布冊子『Taibbiot』掲載作品

他愛のない日常の中にいた商人の耳に飛び込んできたのは、市場がなくなってしまうという話で―― 2010年高専祭配布冊子『Taibbiot』掲載作品

袖振り合うも多生の縁。入ってきなよ旅人さん、昔話を聞かせてあげよう―― 2010年高専祭配布冊子『Taibbiot』掲載作品

弔いのための『火送り』の儀式の日。「棺」の管理者である俺は、知人から思わぬ話をされ――？ 2010年高専祭配布冊子『Taibbiot』掲載作品

輝く満月の下で、一人己を鍛える男。全ては『あの男』に近づき、それを越えるため―― 2010年高専祭配布冊子『Taibbiot』掲載作品

真夏に雪が降るのはこの国では当たり前。でも、その雪空の中を『飛ぶ』のも当たり前―― 2010年高専祭配布冊子『Taibbiot』掲載作品