コンピュータの誕生から半世紀が経とうとしている。
シンギュラリティはまだ起きていない。
一年前の怪事件、「渋谷事変」の犯人、「W」はまだ見つからず、
遠くの国、イスラエルでは、人工知能に人権が与えられようとしている。
人生の意義と言うものが存在するのであれば、
その根幹を揺るがしかねない事実、「RW理論」が
大陸で、静かに、証明される世の中で、
高校1年生の僕は、部活動を決めかねていた。
学校一、いや、列島一美人の生徒会副会長と、
クラスメイトの車椅子の少女、
引きこもりの幼馴染に、
東京からの転校生。
一粒のタブレット、魔法使い。
機械の身体。
けれど確かに、存在するということ。
ゴールデンウィークが終わり、
僕の物語は始まる。
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