２０年ほど前に亡くなった王女殿下と同じ、王家の血を引く証の”月明り”と称される金の瞳を受け継いだ”わたし”は、侯爵家の令嬢として生まれ、幼いころから今の自分とは別の人生の記憶を度々思い出していた。 そして、国王陛下からの命で二度目の人生では１６歳で敵国に和平のための使節団として訪れることになる。ただし、婚活できるならしてこいとの裏のお願い付き。 一度目の人生を無駄にしないために、前世でのしがらみや陰謀に立ち向かうことになるが、、 （そう簡単にうまくいくなら前世では死んでないわよね…。） 二度目の人生ですが、特殊能力やざまぁ的な要素はあまりないです。 R15は保険です。 悲恋要素はありますが、ハッピーエンドを目指します。

旧：脱ヒロイン宣言！〜色気がないと振られてしまったので、悪役令嬢に弟子入りすることにしました〜 見習い騎士だった子爵令嬢ライラは、騎士の道を諦め学園に入学してから数か月が過ぎたところだった。 話題の恋愛小説のヒロインに自分がそっくりなことに気づいた矢先に、思い人の好みが”ヒロインとは真逆の妖艶美女”という事実を偶然覗きで知ってしまい、絶望し、失恋してしまう。 しかし、持ち前の好奇心と、騎士見習いとして鍛えられた精神で立ち直ったライラはある結論に行きつく。 「わたしが目指すべきは悪役令嬢なんだわ！」 そして、学園で完璧で高貴な妖艶美女と評判の”悪役令嬢”エカテリーナへ悪役令嬢見習いとしての弟子入りを試みる。 悪役令嬢見習い（元ヒロイン）と悪役令嬢（ツンデレ）の二人の冒険と友情と恋の物語。 見た目は清楚で可憐な庇護欲をそそる完璧ヒロインなのに、騎士見習いの習性が抜けず淑女の作法ではなく騎士の作法が出てしまったり、前に出て身体を張ろうとしてしまったり、悪役令嬢までの道のりはなかなか険しそうです…。 隣の芝生は青いんです。 R15と残酷描写は保険です。

※章の設定をきれいにできていないので、本編が更新されていないことになっていますが、”本編”から更新済みです。2023/10 ガラナテス王国の第一王子であるユリウスは、プラチナブロンドにグリーンの瞳の妖精のような神秘的な容姿だけでなく、魔法と剣技も優れていると評判で次期国王として期待されていたが、大きな秘密を抱えていた。 彼の本当名前はレティシア。彼女は魔法で眠ったままの双子の兄、ユリウスの代わりをしている。彼女は王子としての役割をこなしながら双子の兄を目覚めさせる方法を探していた。 そんな中、同盟国が集う会議の為にガラナテス訪れていた外見も中身も完璧な王子、アルトに出会う。 ある出来事からアルトには女性であるとばれてしまいそうになるのだが、アルトとの利害が一致し、二人はアルトの滞在中一緒に行動することとなった。 この出会いをきっかけに、ユリウスを目覚めさせるための調査が大きく進展していく。 ---- レティシア（流石に本物の王子は素敵だわ。こんな近くにいい教材がいるのだもの、しっかり観察して学ばなければ！） アルト（なんだろう…？見られている？それに見つめられた時のこの動悸は…。まさか私は隣国の王子によからぬ思いを抱いてしまっているのだろうか…？） ---- 残酷な描写は保険です。ハッピーエンドを目指してます。 次話以降本編更新してきます。