伝説の聖女アナスタシアに憧れ、彼女の弟子が創設したという対悪魔専門機関クルトレス・サンクトルムの入隊試験を受けたものの、見事に落っこちてしまった少女マレフィカ。彼女は自分に向けられた評価表に『向いてない』と書かれており、夢を諦めかけていた。そこへ冒険者仲間のアルマから狩りに誘われリーアムの森に入るとデアルクス教の女神イシュタリスに祈りを捧げる幼い悪魔と出会う。その悪魔の力は絶大で、この悪魔を使い魔にすれば再び自分の夢を追えるかもしれない。そう考えたマレフィカはその悪魔に話しかけ、無事使い魔契約をかわすことに成功する。そして使い魔にキャトルの名を与え、キャトルから加護を貰う。その力によりかつて聖女アナスタシアのみが使っていたという伝説の魔法、神聖言語魔法を身につけたマレフィカは再び夢を追うことを決意する。
そしてキャトルと街の人たちが上手くやっていけるようにと奮闘していたある日、スタンピードが発生する。するとクルトレス・サンクトルムの副所長へギンスにより悪魔と通じて街を危機に陥れた罪を着せられ投獄されてしまう。