匿名の願い事が記入された短冊が見つかりました。 ※縦書きで読むことを推奨します。

喜びと悲しみは表裏一体である。 みんな、幸せになりたかっただけ。 少女は願い、青年は夢をみた。 何かが欠落した少女と、どうしようもなく女々しい青年の追憶。 さいごに誰かが笑った。 「人の支えとなるには、『相談屋』が適当だったんだ」 *「これはR15でしょ」というご指摘を受けたので追加しました。（2014/05/23追記） *相談屋とは名ばかりで、あまりそういうことしてない事に最近になって気がつきました。あらすじ改善を検討中（2014/07/06追記） *旧あらすじを本来の位置に移動させ、あらすじを変更しました。（2016/05/11追記）

これはあの頃必死になって解を求めた題。 それを求めることで、自身を奮い立たせようとした。 しかし、結局は時間がそのどうしようもないその行為に休養期間を与えることでことを終わらしてしまった。 今いちど、それをここに提示しよう。 これはそんな反省会とも呼べる、短いエッセイである。

カラーシリーズでも始めてみる。（予定）

その青年は、後に自分と似たような少女に出会った

何かに続く話であり、何にも続かない話。

青年になる少年の頬を濡らしたのは、みずみずしい桜の花びらだった。

君は笑って、僕は泣いた

今日も雨だと聞いて憂鬱になる少女の話。

ちょっとした幸せを感じることができた女の子のお話。