インターネットの通信販売で見つけたチケット。それは、こころから必要としている人にしか見つけられないという。どうか本物であってくれと僕は願う。きみに会いたいから―― 【他所にも掲載済み】

英語だけが飛び交うはずの戦場で、別れ間際に聞こえてきた日本語に驚いて—— 出会ったときには主人公が学生ですが、すぐに卒業して社会人同士の付き合いになります。 恋愛初心者なヒロインがまっすぐにぶつかっていって、ちょっぴりズルい大人を翻弄したりやり返されたりしながら仲良くなっていく話。 【他サイトより転載】 〈エピソードごとの短編連作〉

あいつは俺のために生まれてきたような女だ。 家に帰ればいつだって温かいメシを用意して待ってるし、昼メシ用に諭吉を置いていく。健気で可愛いだろ？　だから毎晩のように可愛がってやるんだ。 ん？　最近ちょっと骨ばって抱き心地悪くなってきたな―― 【他サイト重複掲載】

あなたの一番は私じゃないと突き付けられたのが哀しくて悔しくて。あなたがいないという事実よりも、私がいなくてもいいんだと知らしめられたことが哀しい。 【他サイトより転載】

『深夜の真剣文字書き60分一本勝負』 という、不定期開催のフリーワンライ参加作品集になります。 一話を規定の時刻　22:30〜23:30　に執筆。 30分で仕上げたものもあれば、ギリギリ60分でどうにかオチをつけたものも。 毎回参加ではない上に、二次創作や一次で本編に追加できるものはそちらに投稿しているので、気まぐれ更新です。 お題は各話まえがきに。他所にも投稿。

　あなたたちがくれなかった情けを、私だってかけなくていいでしょう。 　何の関係もない人に全ての罪を負わせ、闇に落とし、責任を押し付け、救いを求め、労いはなく、対価もない。 　この茶番に対する報酬でもあるならば、労働と割り切れた。 　なにもない。私には、なにも。 　消えて無くなれ、世界。 　私を拒絶する世界など要らない。 　誰からも必要とされない私なんて要らない。 　消えてしまえ、消えてしまえ。 【他所にも掲載済。同タイトル同作者名です】

トマス・レインボーは、鍵屋である。 鍵屋というと、鍵をなくしたときに開けたり錠前を作ったりするイメージがあるだろう。しかし、トマス・レインボーは違う。彼にできるのは、鍵を開けさせることだけなのだ。 (ごく少部数、掲載誌が流通しております。作者名異なります。他サイトにも掲載)

ついに恐れていた事態になってしまった。でも、ふたりなら大丈夫。後悔なんてしない。 病院の待合での一コマ。 【他所にも掲載】

不良グループの抗争に巻き込まれていた和明を救ってくれた人は誰にも名前を告げぬまま立ち去っていた。その人に会ってお礼を言うためだけに志望校を変え全寮制高校に入学する和明。何故か親友の携も一緒。念願叶って初日に当人を見つけた和明は思い切って声を掛けた。ちょっぴり不良っぽい美形ルームメイトに長身生真面目生徒会長。フェロモンだだ漏れのクラスメイト。寮長は姉の元彼でジャニーズ系アイドル顔。そして憧れのあの人は皆に一目置かれている一匹狼！(ムーンライトにてシリアス路線のside B　完結済。分岐してからの内容はほぼ別物です。くっつく相手も別です)　学園外では女性も登場します。苦手な方は閲覧お控え下さい。【メイン二人の本編完結済】不定期に続編を更新予定ですが当面休止中。他所にも掲載。

ゆっくり仲良くなりたいんだ。そう言われて付き合い始めた私たちは、いまどきの高校生よりも他愛ない付き合い方をしていた。あの人を信じていたのに、その日々は、呆気ない幕切れを迎えた。全六話