「―――『忌み子』だ」
闇魔法に強い適性を持つ、ということはそれだけで社会から疎まれることを意味していた。
「まっすぐに、誇れるように生きるのよ―――」
記憶の中の祖母は、慈しむように言った。
「―――金……」
そして、そこそこ強い闇属性の魔力をもって生まれた少年、『ノイロゥ・ツァイラ』は当てもなく、ふらふらと生きていた―――
◇◇◇
【この物語は】
・よくあるハイファンタジー世界の物語です。
・何章か出しますが、章ごとのつながりはそこまで濃くありません(濃いときは注釈出します)
・大きな敵や目的に向かって歩く物語、大人数でわちゃわちゃやる系は作者の力量的に出せません
・どっちかっていうとよくあるクズい悪役を小悪党にした奴の物語
以上、受け入れてくださるというのであればしばらくの間、お付き合いのほどお願いします。
2019/08/31:長くなるので各章あらすじを人物紹介に押し込めました
作品情報
ハイファンタジー[ファンタジー]
残酷な描写あり
最終更新日:2019年08月25日
西洋 ダーク ファンタジー シリアス コメディ(予定) 男主人公
読了時間:約119分(59,467文字)